当院の内科診療
当院の内科では、総合内科専門医である副院長が診察を行っております。
日常的な急性症状から生活習慣病・アレルギーなどの慢性疾患まで、内科全般を幅広く診療しています。
特定の疾患の治療を行うだけではなく、患者さんそれぞれの身体のお悩み・症状などを幅広く総合的に診る医療をプライマリ・ケア(primary care)と言います。当院ではプライマリ・ケア認定医の立場から総合的に症状や病気を診ていくため、「どこの診療科へ相談すればいいのか分からない」といった患者さんに対応することができます。
漢方
当院では、患者さん一人ひとりの体質・健康状態、今の季節、ライフスタイルなどを考慮しながら、症状に適した漢方薬を処方しております。
西洋医学では病気を特定してから、その病気に合わせた治療を行います。一方、漢方治療では、患者さんの体質を考慮して(身体に冷えがあれば温め、血の道に滞りがある場合は巡りを良くさせるなど)、個人の状態にとって適切な治療・処方を提供していきます。
また、医師が処方する漢方薬は、厚生労働省から認可された薬剤であるため、処方箋がないと手に入りません。
「不調がずっと治らない」「強い薬は副作用も強そうで不安」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
予防接種
当院では、小児から高齢者まで幅広く各種ワクチン(予防接種)に対応しております。
インフルエンザワクチン以外は、完全予約制となっておりますので、ご希望の方はお電話でお問い合わせください。
(コロナウィルスワクチンは、コールセンターを通してのご予約となります。)
当院で取り扱っている
ワクチン
成人
- 帯状疱疹(水痘ワクチン、
帯状疱疹不活化ワクチン) - 高齢者肺炎球菌
- 第5期定期接種の成人風しん(麻しん風しん混合MR)
- 一関市・平泉町助成の成人風しん(麻しん風しん混合MR、風しん単抗原)
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
- 新型コロナ
小児
- 子宮頸がん(ヒトパピローマウィルス感染症)
2価 サーバリックス
4価 ガーダシル
9価 シルガード9 - B型肝炎
- ヒブ
- 小児肺炎球菌
- 4種混合
- 2種混合
- 麻しん風しん混合(MR)
- 水痘
- 日本脳炎
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
- 新型コロナ
帯状疱疹とは
幼少期に感染する水ぼうそうのウイルスが原因です。日本人成人の約90%以上は水ぼうそうウイルスが体内に潜伏していると言われています。症状は、体の片側の一部にピリピリとした痛み、赤い発疹が発生します。
帯状疱疹の特徴
- 神経に炎症を起こすため痛みは強い。
- 50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症する。
- 免疫力の低下(加齢、疲労、ストレス、糖尿病やがんなどの疾病)が発症のきっかけになることがある。
- 皮膚症状が治まった後も、長期間痛みが続くことがある(帯状疱疹後神経痛)。
当院では2種類のワクチンを取り扱っております。
※このテーブルは横にスクロール出来ます。
①乾燥弱毒生水痘ワクチン (ビケン®) |
②帯状疱疹不活化ワクチン (シングリックス®) |
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価格 | 8,250円(税込) | 2回で43,340円(税込) |
帯状疱疹発生 抑制効果 | 51.3% | 50歳以上 97% 70歳以上 90% |
帯状疱疹後神経痛 抑制効果 | 67% | 50歳以上 100% 70歳以上 86% |
接種方法/回数 | 皮下注射/回 | 筋肉注射/2回(2か月あけて) |
持続時間 | 5年で効果減弱 | 8年で84%の有効率 |
適用年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
接種不適当者 | 免疫抑制状態の方 | 左記の不適当者なし |
副反応 | 接種部位の痛み、腫脹 | 左記に加え、倦怠感、頭痛など、少し強く出る可能性あり |