ブログ

腸内環境は健康と美容の基本

local_offer内科

腸内には、100兆個以上の細菌が住んでおり、「1つの臓器」に匹敵するほどの働きと影響力があるといわれています。また腸内には、約1億個の神経細胞が存在し、約150億個といわれる脳の次に多い数字です。腸はこの神経細胞を利用して、他の器官と連携し、様々な役割を担い、私たちの健康と心を支え、さらには美容とも密接に関係しています。

 

<腸活とは?>

腸活とは、食事や運動などの生活習慣を見直して、腸内環境を整えることです

 

<腸活のメリット>

①便通改善

腸活により、腸内細菌を整えることが、軟便、下痢、便秘などの便通改善につながります。

便秘を改善することで、肌荒れを抑える効果が期待できます。

 

②美肌効果

悪玉菌が作る有害物質は、ニキビや吹き出物などを発生させ、お肌にも悪影響を及ぼします。また、便秘になると毒素が身体から排出されず、肌荒れを引き起こします。

 

③ダイエット効果

腸活により便秘を改善すると、ポッコリお腹の解消につながります。更に、腸からの栄養吸収が良くなり、余分な脂肪をため込む割合も低くなるため、ダイエット効果も期待できます。

 

④免疫力がアップ

免疫細胞のおよそ70%が腸内に集まっており、ウイルスなどの外敵から体をガードしています。

腸活により腸内細菌を整えることで、免疫細胞の活性化につながると考えられています。

 

<腸活の方法>

①食事で整える

善玉菌を含む食品(プロバイオティクス)と善玉菌のエサになる食品(プレバイオティクス)を一緒に摂ることを意識した食生活にしましょう。

善玉菌を含む食品とは、乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌・麹菌・酢酸菌などの善玉菌を含む食品のことです。

これらの菌はそのまま腸に定着して住まないため、毎日とり続けることが大切です。

善玉菌は、ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、漬物、チーズ、塩麹、酢、醤油、味噌などに多く含まれています。

プレバイオティクスとは、オリゴ糖や食物繊維などで、野菜や果物、穀物を中心とした食材に含まれています。また、食物繊維は小腸で消化・吸収されずに大腸まで達し、お腹の調子を整えます。

 

②水を十分に飲む

腸を動かすためにはしっかりと水分を摂ることも大切です。人は1日に2.5リットルの水が必要といわれています。特に便秘気味の人は、水分補給を心がけましょう

 

③運動で整える

運動不足や加齢などによって、腸の弾力性が失われると、蠕動(ぜんどう)と呼ばれる動きが鈍くなり、便を排出する力の低下など不調も起きやすくなります。

腸の周囲の筋肉を刺激する適度な運動を行い、便を排出する腸のぜんどう運動を促しましょう。ウォーキングやストレッチ、スクワットなど、お腹周りの筋肉を使う・伸ばす運動が効果的です。

 

④睡眠とリラックスで整える

腸の動きをコントロールする自律神経を整えるため、睡眠と休息をしっかり取りましょう。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経がそれぞれ優勢になることによって、腸の弛緩・収縮が起こり、便が排出されます。このバランスが乱れると、便秘になる、お腹をこわすなどの弊害が起こることがあります。自律神経が乱れる原因は、ストレスや疲労です。規則正しく就寝し、十分に眠る時間を取りましょう。

 

⑤サプリも併用

当院取り扱いのおすすめサプリは、「グルタミンビオ」です。グルタミンは体に最も多く存在するアミノ酸です。グルタミンは疲れが貯まっている時、運動した時、ストレスがかかっている時に大量に消費されます。

グルタミンを摂取することで筋肉疲労の回復を早めるだけではなく、免疫細胞のエネルギー源になるアミノ酸なので、免疫力のアップが期待できます。また胃と腸の粘膜再生を促し、胃腸を丈夫にする効果があります。

人の腸内には、様々な種類の菌が多数潜んでおり、そのうち善玉菌は体に良い多くの物質を生み出しています。この物質を総称して、「乳酸菌産生物質」と呼び、グルタミンビオは、この物質も含んでおります。

TOPへ